クラウドファンディング×コミュニティのPatreonとは

2013年5月アメリカのサンフランシスコからスタートしたPatreonというクラウドファンディング×コミュニティのサービスを紹介したい。

まず簡単に説明すると、視聴者は、良いコンテンツを作るクリエイターに、サポートするお金の量で、追加の限定コンテンツや特典を得られる。クリエイターはお金を払ってでもコンテンツを楽しみたいというコアファンを集め、コミュニケーションをとる事ができ、且つ、お金も稼げる。という仕組みだ。

例えば、クリエイターがミュージシャンの場合を簡単に説明すると以下の通りだ。

①ミュージシャンがビデオコンテンツを作り、YouTubeにアップする。

②そのビデオをPatreonで紹介し、ペイトロン(支援者)を募る。

③視聴者がコンテンツまたはクリエイターを気に入り、支援金を支払い、ペイトロンとなる。

④支援金の量で限定コンテンツを楽しむ事ができる。

仕組みは至って普通のクラウドファンディングだが、対象がコンテンツクリエイターにフォーカスしている事と、コミュニティの機能も果たしている点が差別化ポイントだ。

クリエイター専用ページを持つことができ、そこから、そのクリエイターの全コンテンツリストの表示や、ディスカッションをペイトロンと直接できるのである。

ペイトロン限定のコンテンツの閲覧はもちろんだが、ディスカッションへの参加もペイトロンとならないと出来ないので、お金を払ってでもコンテンツを楽しみたいと思うコアファンを集め、直接会話する事ができるコミュニティとなっている。

下の画像のミュージシャンは一つのミュージックビデオあたり150万のお金をペイトロンから支援してもらっている。

Patreon1

ペイトロンは新しいコンテンツを他のユーザーよりいち早く楽しめたり、歌ってほしい曲のリクエストなどができる。

先月紹介させて頂いたPentatonixも実はこのPatreonを利用している。

Patreon2

彼らに至っては、一つのミュージックビデオにつき、200万円の支援金を貰って、3226名のコアファンを集める事に成功している。一つのビデオにつき、100円支援すると、月1で本グループと直接Webでコミュニケーションがとれたり、1万円分を支援すると、ハッピーバースデービデオを作成してくれる特典など、コアファンが喜ぶコンテンツを用意している。

YouTubeはマス・ターゲットで、Patreonはコアファンという切り分けがきちんとできている。

また、Patreonに直接ビデオをアップロードさせず、YouTubeビデオを使用させることで、YouTubeのページにも簡単に飛べるため、コアファンもマス向けコンテンツを楽しみやすいように、回遊できる導線の設計もできている。YouTubeへ離脱してもよいので、コアファンになった段階で限定コンテンツを楽しむために戻ってきてほしい。という完全にコアファン向けに振り切ったコミュニティの設計となっている。

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